2019年2月28日木曜日

身に染みたこと、感謝していること




久しぶりに体調を崩し、今、健康であった頃のありがたみを
感じています。
体調を崩すと、当たり前に出来ていた家事、育児は
思うようにいかない。

幸いにもレッスンには全く支障がないタイミングだったので
ホッとしている。
しかし、これがレッスン直前だと気合いで吹き飛ばすしかないが
自分は100%の力を出しきるとしても
身体が言うことを聞いてくれないことも起こり得る。


人様に何かを教える仕事は
自分が健康であることがとても重要であるから
やはり今後は日々の自己管理には気をつけないといけない。


今回、家族が私以外、元気でいてくれることは本当によかった。

子供ながらに、出来ることをしてくれることが心に沁み
かえって良いこともあるものだなと、元気のお薬をもらった。

娘が「今日のお母さんの頑張ることは、ゆっくりすること」
とお水を運んでくれたり、布団を掛けてくれたり
息子はちょっとした洗い物、コップやお皿を洗ったりと
普段はしないことをやってくれる姿は
とても新鮮な光景でした。


体調が悪い時、今まではノーメイクで過ごしていましたが
今朝は体調が優れないながらも
ノーメークであることに違和感を覚え
直ぐにヘアスタイルを整え、いつもと同じメイクをした。

すると、目に力が湧き、かえって元気に。
美しく自分を整えることは、心理的にもとても影響があるのだと
今回の病の中で、新たな発見をした。
これも美しき師匠の過去のエピソードのお陰です。


そして本日の午後、クライアントからの心温まるメールが
私をさらに元気にしてくれた。
まゆみさん、本当にありがとうございます。


早く復活をして、落ちてしまった筋力を取り戻したい。
身体が資本だと、本当に身に染みている。




全てのことに、愛と感謝を込めて。  Les Caprices・凜






2019年2月23日土曜日

美しきYUKIKOさん





Skypeのコールボタンを押し、間もなく
目の前に敬愛するBelle PassionのYUKIKOさんが微笑んでいた。

月に一度のExchangeの日の朝。

やっと対面することが出来、嬉しさが先立ち
つい緊張の糸が緩みそうになったので
私は直ぐに思い直して
「では宜しくお願いします。」と言って立ち上がり
レッスン態勢に切り替えた。


最初は私からのコーチ役でさせてもらった。
「背中に気を付けている。」とご自身の弱点を仰っていたので
気を付けて拝見していたが、横からみると、背中が倒れていない。


そして1番目のポジションがビシッとどれも見事に決まっていて
まるでお手本のようでした。


膝への意識と背中のポジション、軸を鍛える難易度の高い
ハイヒールを履いてのフラミンゴのエクササイズでも
ぶれることなく、左右の脚を動かし
それこそ美しい野生のフラミンゴのよう。


1時間後、交代して私がクライアントになり、レッスンを受けた。
YUKIKOさんは、何度も何度も、後ろからと横から
脚さばきや背中のポジション、骨盤の位置など
僅かなズレを見逃さず、丁寧な説明で修正をかけてくれた。


特に、自分が画面に対して後ろ向きでエクササイズを行なっている時
本当に背後から、熱い視線を感じたし
パソコンを通して、一心に自分を見ているYUKIKOさんの視線を背中で感じた。
それほど、目の前のクライアントのことを見ている。


お互いに汗を流した後
Asami-Parisコースのその後の生活のことや
これまでの課題について、沢山のことを語り合った。


話しているうちに、既に卒業したはずのAsami-Paridコースを
まだ受けている最中だと、つい錯覚しそうになった。


30分ほどの時間なのに、一時間くらい話したかのような濃密さを感じ
いつの日か実際にお会いできるのでは、、と勝手に予感した。


最後に、今のYUKIKOさんは美しいだけでなく
内面から滲み出る色気を放っており、これが日本人には無い雰囲気を持っている。
それはYUKIKOさんのブログを通じて、既にご存知かと思いますが
ご本人の芯の強さと努力、真っ直ぐな生き様が
そう感じさせてくれる。


YUKIKOさん、本当に美しく情熱的な時間をありがとうございました。



沢山の愛と感謝を込めて。 Les Caprices・凜

2019年2月21日木曜日

美しく歩みだした女性




毎週、火曜日の夜にプレタポルテのレッスンを受けられてる女性。


小学生の男の子を育てながら、実家のお花屋さんを営んでいらっしゃいます。
仕事が終わってからの、ハイヒールレッスン。

頂くメールには、艶やかな花々の写真をも送ってくださる
心根も美しい女性です。
私の家事の疲れも何処へやら
これら送ってくださる花々のエネルギーに、何度心が潤ったことか。

レッスン開始の前に時折、パソコンの画面に顔を見せてくれる
男の子の姿に、いつも心が温まります。


お花屋さんの仕事は、本当に体力勝負で、休日も花を求めるお客さんのために
懸命に働いていらっしゃいます。
朝早くから市場へ買い付けに行き、夜19時頃、お店を閉めてからも
お掃除や片づけなど、他にも日々の水遣りや生花の管理など、
幾つもの仕事をしています。


あの美しい花々の裏には、こういった見えない努力がある。
特に冬場は店内も暖房は効かせられないから
店員さんは寒さを感じながらの明るい接客業。
本当に頭が下がります。

その様な仕事をされながら、「ハイヒールを美しく歩きたい」という思いで
夜、仕事を終えてから、レッスンに挑まれるこの女性の姿は
母親としてではなく

一人の自立した、凛とした女性です。


ご本人は師匠のエクササイズヴィデオも購入され
時間を見つけて、エクササイズに励まれていることは
前回のレッスンで、膝への意識が少しづつ入ってきたことで
私に伝わった。


ハイヒールで歩くと
一歩一歩に自分の意識を込めて歩くことの素晴らしさを感じます。



ハイヒールの世界に触れて、初めて感じられた思いを
レッスン後に伝えてくださり
胸が一杯になったのは私の方です。


母であっても、幾つになっても
女性は生涯、美しく堂々と自分の人生を
自分の脚で、自分の意思で、歩み出せることが出来る。


彼女がそう、私に教えてくれます。
精進して参ります。


沢山の愛、感謝を込めて。  Les Caprices・凜



2019年2月20日水曜日

真紅のルージュに込められたエピソード




愛する9Neuveの貴子さんから、思いがけず綴ってくださった嬉しいブログ。
あまりに感動して
その夜は思いが溢れて眠れなかった。

翌日の今日、ストレッチをしながら過去の師匠との動画を流しながら聞いていると
ある美しいエピソードが思い出された。


貴子さんはプロフィールのお写真にもある様に、赤いルージュが実に似合う。
いえ、赤いルージュ以外は考えられないほど
今の貴子さんを象徴しています。


この赤いルージュが貴子さんの口元を美しく彩られるまでに
実は様々なエピソードが重なっていた。


昨年7月、Asami-Parisコースを受けていた初期の頃。
その日のテーマは日々の装いに関して、でした。

その時に、私は自分が高揚する服を着る、と決めたが
「庭仕事や草取りの時だけは、割り切ってジーンズにします」と話したところ
師匠は涼しい表情で
「わたくしは庭の除草作業でも、ワンピースにルブタンですよ」
とサラリと語ってくださった。

目が点になりながら、目の先の師匠は
「いつ、どなたが自分を見ているか分からないですし、
自分というスタイルは常に変わらないですね」と和やかに続いた。
私は驚いたが、師匠にとっては普通のことである。

如何なる時も、美しく。
ここまで美しく貫く女性は、この世界にこの方しか居ない。 

その後日、オートクチュールレッスンを受けに
長崎から貴子さんが我が家のサロンへ来られた日。

レッスン後に、日々の装いのことで互いにお話をしていた。
その時に、前述の師匠との話をしたところ、
「除草作業に、、ルブタン。」 
息を飲み、左手で口元を覆いながら、その徹底ぶりに感嘆されていた。


加えて、Belle passionのYUKIKOさんから
exchangeの際にお聞きしていたエピソードも貴子さんへお伝えした。

それは
いかなる時も美しくあるために、職場ではどんなに忙しくても
席を立ち、お化粧室で口紅を塗りなおす時間をつくること。


それを聞いて私はハッと思い返した。
私は夕方になると、口紅が取れていることに気づかないことが多々ある。
今では意識できる様になれたが
このお話を聞いたときは、深く自分に響いた。
だからこの時、美しくあるための意識として自然と貴子さんへと話していた。


その後、一通のメールが届いた。

あの時、凜さんにルージュは必要です
と強くおっしゃって頂いたいたおかげで
長崎に帰る前に、赤いルージュ買いました。

赤いリップは、25.6歳の時からずっと探し続けて
自分に似合う赤が分からず20年たち、
分からないのではなく、しっくりくる時期を待っていたようです
ハイヒールやそれこそ装いが追い付いてきたからこそでしょうか

人の意識まで変えてしまう二つのエピソードが後押しとなって
今までピンク色だった貴子さんの唇が
真紅の赤へと変わった。


運命の赤い1本を手に取られた貴子さんを想像し
貴子さんの美しい紅色を見るたびに、
師匠やYUKIKOさんの美意識の高さや、影なる努力を
そのまま受け止められた彼女の真摯な姿、変化に胸が熱くなるのです。

そして今、日中の仕事とライターの仕事をしながら
新たに美しき世界へ飛び込まれた貴子さんを心から尊敬し
貴子さんのブログから、シックで知的なエネルギーを私は受けている。


美しい方々の何気ない一コマや意識が、知らない場所である方の人生を美しく変えた。
これは美しさのリレー。


もしかしたら、日々、美しくあるために努力されている貴方の行動が
どなたかの心に留まり、人生を変えてしまうかもしれません。




沢山の愛と感謝を込めて。  Les Caprices・凜




2019年2月19日火曜日

美しさの秘密




美しい方の秘密はいろいろあります。
私の周りにいる方々から感じることです。

まずは自分自身をよく理解している人。

自分に似合うもの、似合わないものを自分でわかっているから
似合わないものや好みでないものを即座に省き、
自分に似合う色やデザインを選ぶ。


何が好きで、何が嫌いか。
何に惹かれるのか、何に嫌悪感を抱くか。
自分の中ではっきりしているので
選ぶ際の基準が明確なので、お洋服も物も空間もスッキリしている。
人間関係においても、苦手・嫌悪感の対象は
自ら身を引いていらっしゃる。


自分の長所と短所もよくよく分かっている。
だから回避することもできるし、大いに魅力を伸ばすことも出来る。


美しい方は、自分の見せ方、魅せ方がとても素晴らしい。


生まれ持った美しさも両親からの財産ですが
自己分析と表現方法は、生まれ付きでは手に入れられない。
これは努力で自分で手に入るのです。
美しさへの追求次第で、女性は如何様にも変われる。


美しい方は自分の気持ちに正直で、相手を理解しようとしつつ
自分の考え、思いを相手に伝える。
それは突発的に言うのではなく、日々、前向きに多角的に深く思考されている。
私は毎回、彼女たち彼等の話を伺う度に、新たな発見や刺激を頂きます。
そして読書家が多いと思う。

心根が優しく、本当の意味での愛のある方も
それが表情に表れているので、美しいと感じます。


まだまだ秘密はあると思いますが、最後にこれだけは外せません。


美しい方々は、表には見せない陰での努力を必ずしている。


それを垣間見た時、瞬きするのが勿体無いほど
私は魅了されます。
本人は気付かない(本人には当たり前なので)ほどの
強いオーラ、美しさを放っているのです。


師匠が発した忘れられない言葉、「生き様が美しさである。」

これこそ、フランス美学の真髄である。
日々日常の自分の生き方がどうあるのか、自分という唯一の存在を知り尽くす。


ハイヒールの哲学と同じで
繊細に自分の身体の状態を感じ、身体のポジションを調整していくように
自分の心にも繊細になり、まずは自分と向き合ってから
美しい人生が始まるのだと思います。




沢山の愛と感謝を込めて。  Les Caprices・凜










2019年2月15日金曜日

私の美学 〜Asami-Parisコースを終えて〜





半年間のAsami-Parisコースが終わり
感慨深い気持ちで綴ります。


美しく、自分らしく人生を生きる為にしていること。


日々のハイヒールとエクササイズ。
汗をかき自分の体と心に向き合う、真剣勝負な時間。
自分という人格を一から取り戻すためのもの。


そして日常生活での身体のポジション。 姿勢を保つこと。
これによって心がグッと引き締まり、気持ちがのブレを取り戻す。


加えて自分の指先を意識している。
上記に繋がりますが、体の先端部分にまで気持ちが入ると
更に心が深くなる。


本当に身体と心は一体である。
身体を正せば、心も変わる。 整うのです。
ハイヒールで美しい一歩を踏み出せば
心が高鳴り、気持ちまで変わるように。


忘れてならないことは
日々、自分をどう表現し、何を選ぶか。


洋服や音楽、部屋の空間、色や香り。
そして人や環境など、自分に関わること。
これらをボンヤリ、、何となく、、で選ぶことをやめ、意識して選ぶ。
こうして自分の世界観が創られる。


ここで一つ、自分の美学から離れるが
目下の課題がある。
気がつくと、頭が前に落ちてくる根深い癖があること。
横から見ると、目を覆いたくなるほど残念な姿に映る。


師匠からの修正や自分の動画を見てサーッと青ざめた。
この経験が私に喝を入れてくれたのです。
今は事あるごとに、頭を後ろに引いている。
同時に顎を引くことも忘れないように、トライ&エラーの毎日。


自分の成長のために、時々、客観的に外面も内面もチェックしていくこと。
痛い思いをしてこそ、直視してこそ、奮い立つのです。
これも私の大事な美學の一つ。


今は子育てや家事に仕事など、例え忙しくても
自分の心が外部から乱されないよう
意識と脳を一旦、切り離すことも大事にしている。


心が豊かな状態であるように。
例え黒い渦の中に居ても、光に焦点をあてる意識を持つ。

物質的にではなく、自分の心の中から満たされるよう
その意味を確認し、
「無い」という思考から
「有るんだ」という思考へと繰り返し、自分に言い聞かせている。


そして最も私の大切な美学は、自分の心に素直に生きること。
魂に正直に生きる。
自分貢献をも大事にする。

簡単なようで、今まで出来ていないことが多かった。
無意識に周りの目線に勝手に自分で合わせ
自分の気持ちをすり替えてきた。
自己犠牲は私の美学ではない。 


Asami-Parisコースでフランス美学を学び
私はもう一度、生まれ変われた。


これは私だけではなく、美しく生きることを望む全ての方にも可能です。


トライ&エラーの繰り返し、ハイヒールのエクササイズと同じで
最初は出来なくても、繰り返すことで
徐々に変化をし、自分で体感し内側から変わる。
やはりエレガンスの出発点は普段の生活態度や心の有り様から。

当初、エレガンスからは程遠い私は
以前より優雅な心持ちで生きられるようになった。
このコースを受けたい。と、あの時の声に従って本当によかった。


私はここを巣立ったと同時に、今は新たにスタート地点に立つ。
ここで受けた訓練や知恵を、私の生活に更に浸透させ
今よりももっと厚みのあるものにし
その実ったものを、今度は
クライアントや家族、私の大切な方々へと恩返しをしたい。


尊い愛すべき師匠へ。

歩みの遅い私をずっと辛抱強く、大きな愛でご指導くださったこと。
いつもParisから豊かなエネルギーと知恵を届けてくれたこと。

心からありがとうございます。


更に深め続けることで、私は1番の望みが叶う。
これが師匠への恩返しだと
胸の中に輝く一つの星、étoile souhaiteeを抱き
邁進してゆきます。




溢れる愛と沢山の感謝を込めて。  Les Caprices・凜




2019年2月11日月曜日

自分への奉仕




自分奉仕。

このことは今まで抵抗感がありました。
自分を大切に扱う。
このことの重要性は理解しているのですが
いざ、実際に実行に移すとなると、何故だかブレーキが掛かっていた。


たまに友人とランチへ「ご褒美」と称して出かけることはあっても
お気に入りのショコラやパンを選ぶことはあっても

自分が魂から喜ぶ、自分お一人で心から喜ぶことは
どこか、そこまでする必要がない。と
そこまですると昼間に行うということもあり、何故か罪悪感を持っていました。

しかし、師匠とのセッションで「真の幸せ」についてお話を伺った際
やってみる価値はあると確信しました。


相対的な幸せ(他と比べての)ではなく
自分の魂が喜ぶこと。何の制限も外して心に忠実に楽しむこと。


今回は家庭の事情から、当初計画していたことが出来なかったのですが
それでも
1時間の間、ソファにゆっくりと座り
クロワッサンとカフェをお供に
大好きなフランスフィルムを堪能してみた。

そして翌週は昨年末から切望していた2時間マッサージを受けてきた。


一言で言うと、心の豊かさ・自己肯定感を得られた。
たった週に一度1時間、2時間の自分の喜びが
その後に続く人生に、どれほどの光を与えてくれるか。
罪悪感を覚えていた自分は、なんて悲劇のヒロインぶっていたのか。
まだまだ思い切りが必要な自分であり
今後の私の心理状態や人生がどう変わっていくのか
楽しみでもあります。


今後は週に一度、「自分奉仕」を意識的に取り入れて
エネルギー値を高め
そこから仕事の質もさらに上げていこうと思います。


人生の質を上げていく「自分奉仕」も
美しい歩きと
美しい人生に必要な時間なのです。
自分を大切に扱うことが、他者をも同じことに繋がるのだと
身をもって勉強をさせて頂きました。


特に、頑張って今を生きる女性は
どうぞ遠慮は無用で、思い切って自分一人で「魂」が喜ぶ
「自分奉仕」を行って頂きたいと願います。




沢山の愛と感謝を込めて。  Les Caprices・凜




2019年2月9日土曜日

自ら挑む姿こそ、美しい





大阪に住むクライアントの方とのSkypeレッスン。

画面を開くと
大きな瞳の真剣な眼差しが私を捉え
毎回、胸を打たれます。


Skypeでのプレタポルテ・ハイヒールレッスンは
クライアントの身体に直接触れることが出来ず
声で体を導き動かし、どのように修正箇所を表現してゆくか
集中力がとても必要です。
45分と短い時間ですが、私の熱量もかなり上がっています。


レッスン後に、ストレッチに関する疑問点を投げかけられ
それ程、このハイヒールエクササイズを真剣になさっていることが伝わり
必ずこの方は変化されると確信しました。


少しずつ 少しずつではありますが、
意識を しっかり向けて 変化させていきたいと思います。




レッスン後に頂いたメッセージから
日々、エクササイズに励まれ
真摯にご自身と向き合われる気持ちが伝わり
この地道な努力こそ、花開かせる種まきの時期と同じであると感じる。


ハイヒールで美しく正しく歩く、と決心され
日常生活での仕事や家事の合間を縫って
エクササイズに取り組むこと。

これからの人生で、ハイヒールで歩くことに必要な筋肉と母指球
そして身体の使い方を意識しながら行うことは
脚のラインや身体が変化することだけでなく
マインドまで変化する。

そして
人生に新しい変化の波が訪れることでもある。


年齢に全く関係なく
女性はいつからでも新しい人生を切り開くことが出来る
それはハイヒールが教えてくれる。


自分から美しく生きることに
挑まれるその生き様こそが、美しい。と
このクライアントが私に教えてくれます。




沢山の感謝を込めて。  Les Caprices・凜




2019年2月4日月曜日

母である前に、女性であること




私は生まれてからは赤ちゃん、少女、女子学生、社会人、母親と
立場や役柄が変わり、今に至る。


しかし、生まれてから死ぬまで変わらないものは
自分が「女性」であるとうこと。


言われなくても分かっている、と言われそうですが
私は出産を機に、女性の性を
どんどん自分の世界から片隅に追いやって生きてきた。
スッピンでほぼノーメイク、ジーンズ、ロングスカート
フラットなシューズが定番スタイル。

これが当たり前だし、誰からも何も言われなく(周りは感じてても言わない。)
子育てで自分に手が回らないから、これで良しと納得していた。


本当の本当の心の奥底は見ないふり。


時は流れ昔を振り返れば、否定はしないが
視野が狭かったと思う。


子育てしていても、自分を大切に扱い、美しく生きる努力をしていた女性は
必ず、いたはず。

勝手に「子育て中は、自分より子供優先だから、美容に手を掛けられなくていい」
と思い込んでいた。
母親は自己犠牲が美しく、、という思い込みに。


そんな状況も必要な時もあるが、全てでは無い。
今は、自分がどうありたいのか、という気持ちに焦点を当てている。


朝、クローゼットに並ぶワンピース、ハイヒール。
メイクとヘアスタイル。
歩く姿や、姿勢、表情。

これらはどれも、自分自身と向き合う時間と自己表現。
一つ一つに意識と心を配る。


子供たちがまだ小さい頃は、家事育児や忙しさもあり
飛ばしていた過程だが、一つくらいは丁寧にできていたかもしれない。


ハイヒールの世界に身を置き、エクササイズを続け
ありがたくも、脚のラインに関してお褒めの言葉を頂くようになり
前向きに、自分を好きになれる。
自分の心の声と、外見を重ね合わせて、生きている。


外見が変わっても、あの子達の母親であることに変わりなく
例え、他人から何かを言われていても
私は私らしく、子供たちを真っ直ぐに見ている。
見ている対象が愛なので、これで良い。


母である前に、私は女性であるのだから
その性を、自分の魂が喜ぶように仕立てることが
家族へ喜びの波動を放つことになる。

口紅を施す、これだけでも良い。
女性としての何かを感じるから。


美しく生きる、これは私にとっての大切な教育であり
自分を表現することの大切さは、
これからの時代を生きる子供にも、必要な術だと思う。


これからの女性、母親は
母である前に、女性であること。 このことに目覚めると
自分自分をもっと愛することができる。


沢山の女性が
女性としての喜びに溢れますように、願いを込めて。



Les Caprices・凜




今週から毎日、小学校も中学校も登校が始まり 朝の日差しに交じって、通りには子供達のパタパタと走る足音や ランドセルの箱が揺れるような音が聞こえた。 こんな感じだったなあ、と 思い出すように、当たり前に聞こえていた物音が 今となっては新鮮に感じた一週間だった...