2018年11月29日木曜日

惰性で生きない





福岡は久しぶりに晴天となり、穏やかな午後

この眩しい光と
昨日受けたAsami-Parisセミナーの余韻が合間って
私を照らしてくれている

お会いしたかったBELL PASSIONのYUKIKOさん共に
一人の美しくも逞しい女性の人生に
リアルに触れた喜び


師匠の話をお聞きしながら
頭の中は日本で仕事する師匠のお姿、Parisでのストーリーが
壮大に展開し、福岡にいながら
私はフランスパリの師匠の側にいるようだった


改めて、このことは綴らせて頂きたいと思います


「惰性で生きない」
このタイトルを聞いて、私は正直に困った

どのように話を進めて良いのやら
ここ数日間は念仏のように「惰性で生きない」という言葉を
一人つぶやいている


惰性とは、今まで続けてきた習慣や癖、勢いだけで物事に取り組むことです
良い習慣なら、別ですが
やってはいけない、本当は違うのにと思いながら
癖でついつい、行ってしまうことや
不本意ながらも仕方ない、とあきらめ感で行ってしまう行為のようで
常識、習慣に囚われて惰性に従って生きる、、など
マイナス的な表現でもあります


過去の自分も大いにその傾向はあり
振り返ると、胸がチクっと痛む


今の段階で、一切惰性なく生きてます!
と胸を張って言えないのですが
過去の自分に比べると、随分と惰性が消えている


何事にも意識すること
何の為に、自分はこれをしているのか
どうありたいのか


この点を意識せざるを得ない修行の日々

一番最初は、ハイヒールで正しく美しく歩くこと


ここから起点しており
考え方、身体のポジション姿勢、エネルギーの高め方
手先への意識、声への意識
様々なことを学び、実践しては失敗と成功の繰り返し
このような日々を経て
少しづつですが
自分なりに美学が生まれ
その結果、惰性の割合が激減した


朝の早起きは特に大きい
5時おきにもやっと慣れ、たまにオーバーする日もありますが
早起きのお陰で、朝の過ごし方が充実した

この為に、今まで夜にネットを見ていた習慣が減り
早めの就寝を心掛けるようになっただけでも
大きな変化となりました


惰性なく生きるとは一言に

自分の軸を持って生きること 後悔なく生きること





ハイヒールの哲学を学べば
その爽快感を味わえます


まだまだ意識が足りないことは多く
この課題をきっかけに、私は更なる己の無駄と惰性を手放していきたい


昨日の濃くも愛に溢れたストーリーが
更なる決意を私に与えてくれた




沢山の愛と感謝を込めて  Les Caprices ・凜




2018年11月27日火曜日

美しきサムライに愛を込めて




長崎から、TAKAKOさんがレッスンにお見えになる日
久しぶりの再会に、朝から何度も外を覗き
心が弾んでいた


前回10月のレッスン後に、ご本人はAsami-Parisセミナーに参加され
師匠からも
「TAKAKOさんは前回お会いした時よりも
 想像以上に、美しさが増された」
との、嬉しい言葉を頂戴していた為
実際にお会いするとなると、思わずハグをしてしまいそう!
と高鳴り、そして浮き立つ気持ちを抑えた


午前11時頃、インターフォンと共に
玄関の扉を開けた瞬間
そこには真っ赤な薔薇が、私に向けられた


その薔薇の名は「サムライ」


私は嬉しさや感激が過ぎ、息を飲み込んでしまった
しばらくオートクチュールレッスンに通えないご事情があり
春先までは、Skypeでのプレタポルテへと移行
最後の対面レッスンの記念として贈ってくださった


過去に師匠のブログを拝読した際に
この薔薇を目にしたことはあり
なんて崇高な品格ある薔薇なんだろう、、と
憧れていた


まさか目の前に、しかもサプライズのギフトとして
愛するクライアントから授かるとは夢にも思わず
この奇跡の瞬間に
感謝以外の言葉が見つからない


                                               C’est la rose qui s'appelle samurai


セミナー受講後のTAKAKOさんは
本当に、以前よりも美しさに輪をかけ
手にされている真紅の薔薇とご本人そのものが
見事に調和され
ピッタリと一枚の美しい写真のようだった


このショットを写真に収めなかったことが
今となっては悔やまれる
しかし、だからこそ私の魂に今でも鮮明に刻まれている


TAKAKOさん自身、様々なご経験をされ
そこには思いもよらない出来事や
決して緩くはない、人生の時を過ごし
試行錯誤で、辿り着かれた


やはり、生き様が内面からの美しさを醸し出す


そこに自分の目指す美学を貫かれ
その勇気と強さが、外見に成熟したエレガンスとして
溢れ出る


ご本人が感じていらっしゃる以上に
側でレッスンをさせて頂いた私には
このことが伝わってきた今回のレッスン


Asami-Parisセミナーで
美しい師匠や、同席された美しきメンバーのエメルギーに触れ
確実に意識が変わられた


明日はいよいよ、そのセミナーの日となり
待ちきれず、毎日カレンダーへ目が泳いでいる

TAKAKOさんのように
内面から変化し、それが行動と意識に表れ
また一人、二人と美しき花が咲く


是非、この機会にお一人でも多くの女性に
美しい世界観、エネルギーに触れて頂きたい




来年、新たな世界へと踏み出される愛する貴女に
深く感謝を申し上げます


私たちは時々、日常の出来事に忙殺され
意志に反して、心構えを失ってしまうことがある
私にもそんな時が度々、起こる


それでも。
こうやって、周りの美しき方々の生き様に
エネルギーに
何度も触れさせて頂きながら
再び背筋を立て直し、我を取り戻している


常にどのような音、人、物、香り、服、空間や光に触れるか
自ら整えるか


なんとなくいいだろう、で選ばす
五感に働くものこそ、こだわる
このことを最近は特に大事にしている

 
明日のセミナーで、沢山の美を学びを得たいと思う
美しき貴女のように



愛と感謝を、エールを込めて       Les Caprices ・凜




2018年11月24日土曜日

美しさは、小さな意識から




今週から福岡もグンと朝から寒さが増した
町では厚着した方も多く
我が家の前を通学する子供達の
元気な黄色い声が今日も聞こえる


私自身、寒くても猫背には決してならないよう
気を付けている

しかし、無意識にどこかで身を縮めてしまっていたのだろう
先日のプレタポルテレッスンにおいて
気付かなかった癖が発症していた


左肩が内に入っていた
そのことが右の足捌きにまで、影響していた


左肩が内側に入っていたため、上半身は右に傾き
右足が外側に追いやられて
右足を前に運ぶ段階で、つま先の方向が僅かに外を向いてしまっていた

身体は一つのユニットである


自分では気付けなかったことを反省し
どうしてこのようになったのかしら、と考えた

外出時、寒さで体を萎ませてしまいがち
と想像できたから、デコルテを張ろう、と意識はあった


それ以外の場面で、意識していない状況は、、、?
と考えると、ふと目があったのは、リビングに置いてある一台のノートパソコン
そこに座るもう一人の自分の姿を見つけた


最近はパソコンに向かう時間がとても多い
フランス語の勉強をしている時も、没頭して意識が抜けている
きっとその際に、段々と肩が閉じているのでは


常に姿勢への意識は出来ている、と思っていたが、まだまだ甘かった


そこで、パソコンに向かっている時にこそ
敢えて、両方の肩をグイと外側に広げる

そうすると、背中が反らないようにしなくては、との意識が芽生え
次に、腹筋が今、落ちてきたから立たせよう! など
パソコン作業をしながらも
身体の筋肉を感じ、いつの間にかコントロールしている

もう一つの工夫は、頭が極力、下がらないように
パソコンの下にぶ厚い本を置き、高さを出す
そうすると目線が上がるので、頭を後ろに戻すことが出来ます



歩いている時以外でも、座ったままでも
筋肉を働かせることは出来る
そこまでしなくても、、という声が聞こえてきそうだが
私の場合は、こうまでしなくては、身につかない


美しさは、緊張感が必要である


誰も見ていない状況こそ、最高のトレーニングの場である、と
師匠からも教えて頂いていたので
私には例え座っていても、家の廊下を歩く時でさえ
気を付けないと、本当に無様な姿をつくってしまう


時折フッと鏡に映る自分の立ち姿に驚いてしまうほど
頭が前に倒れている


頭が前に倒れると腹筋も落ち
肩も内側に入るので、軸が入らず悪循環である
何よりも美しさから遠のいてしまう



小さな意識ですが、この積み重ねは美しさをつくる上では
疎かにしてはならない、と
新たに背筋を伸ばした出来事でした



愛と感謝を込めて  Les Caprices・凜


2018年11月21日水曜日

過去の自分に対して、自信を持って変化できたこと





ハイヒールの世界に飛び込み、今はAsami-Parisコースを経て
振り返ると2年と半年近くの月日が経った


プレタポルテ新規申し込みを閉じられる直前に
受けるなら今しかない、と
思い切ってメールで気持ちを綴った


あれから様々な経験をさせて頂き
ハイヒールの正しい歩き方、美しさへの意識が変わったことで
外見、心の状態も
当時とは随分と変わった


口紅の色、ネイルカラー、服の選択は全てが
女性らしくありたい、セクシーでありたい
と思う気持ちに忠実になることを基準にする


自宅のテーブルに腰を落ち着かせているときも
職場でのデスクワークでも
常に毎回、正しい姿勢をキープする意識
暑くても寒くても、ハイヒールと歩んできたこと


今いる空間を美しく整えることが、我が身に跳ね返ってくるので
その為の努力


緊張感が放つ美、これが止むことのない美しさを齎すと知ったこと
一つ一つの動きに、心を込めること
その為のトライ&エラーの日々


しかしながら今の自分はまだまだ、発展途上にいる


このような身で、敢えて自信を持って変われたことは
ルブタンのハイヒールを歩けるようになったこと
そして
上記のようなマインドを得たことです


ハイヒールの世界の扉を叩くと
女性であれば
心の奥にある、「美しくありたい」という気持ちが
湧き上がる
始まりは皆、同じではないか


今はありがたいことに
自宅のサロンでレッスンを通してお伝えさせて頂きながらも
自分には、まだまだ未開拓の部分が沢山ある、課題もあるので
師匠をはじめ、美しき同士のエネルギーに触れさせて頂き
エクササイズ、仕事やレッスン動画で振り返りながら
日々、終わりのない探求を続けている


自信を持って変化できたことは
見た目だけではなく

「女性は何歳からでも、決意と意識、継続で
必ず今より美しくなれる」という
確固たるマインドを持っていること


今後はそれを如何に表現してゆくかも
課題の一つです



沢山の愛と感謝を込めて  Les Caprices・凜


2018年11月16日金曜日

嬉しい再会






一年数ヶ月ぶりの再会でした

今月のexchangeのお相手は
Un LysのMaryさん


実は昨年の9月に、私の体験レッスンを受けられ
一度お会いしており
その後、福岡から北海道の札幌へと戻られております


月日が流れ
その間にMaryさんは、小さなお子様の子育てと同時進行で
ハイヒールの哲学・コンサルティングを受けられました


その途中過程で、声の哲学も学ばれ
現在もご自身を高めていくため
継続されています


本当にストイックで、芯の強い美しい女性のMaryさん


午前11時にSkypeのコールがなり
マウスを緊張した手つきでクリックすると
そこには
私が存じ上げていたあの頃のMaryさんは
いなかった


きちんとメイクをし、美しい口紅をひいた
一人の美しい女性が現れた


余りの変身ぶりに
「お久しぶりです」と
すぐさま言葉をかけることを一瞬、忘れてしまうほど
私はじっと見入ってしまっていた


美しく、品のある女性らしい色気
元々のお顔立ちの美しさに
黒のワンピースがさらに美しさを引き立てていた


交代後のレッスンでは
コーチであるMaryさんの落ち着いた低い声が
私の身体をしっかりと導き
心地よい息切れと共に、汗が流れた


声の哲学を深めていらっしゃるだけあり
受ける側としては
安心して付いていけるものが感じられる


後ろから拝見するエクササイズでは
クライアントの動画を撮影してくださり
それをパソコン画面越しに
詳しい説明と共に見せてくださいます

「普段はご自身の後ろ姿は見えないと思いますので、ご覧になられてください」

この配慮にとても心が打たれた
動画を見ながら、修正箇所を説明してくださる

素晴らしいアイデアで、とても参考になり
私は嬉しくて、両手を縦にギュッと重ねてしまった


嬉しい再会と共に、興奮覚めやらず
今回のexchangeは終わった




Maryさん
きめ細やかなご指導と、充実した美しい時を
本当にありがとうございました


沢山の愛と感謝を込めて  Les Caprices・凜



2018年11月14日水曜日

Asami-Parisコースの終わりと始まり




Asami-Parisコースを終えて



こんなに深く自分の心や日常面を掘り下げたことは無かった


この3ヶ月間で、様々なことを学び、実践し
トライ&エラーの日々が続いた


自分の声に対する意識
身に纏うもの、空間への美意識の高め方
負のエネルギーへの対処法
感情のコントロール


これらは実際に生活してゆく中で
実践しなければ、体得できない
だから日々、出来ないこともあり
出来た時の喜びは大きいものでした

特に洋服。
身に纏う服が、どんなにか自分の気持ちに影響を与えるか
内面と外面のバランスを整えていく感覚を学びました
今までクローゼットの奥に眠せたままの
余所行き感覚のワンピースやタイトスカート
これらを日常着として、身に纏う


例え誰とも会わない日であっても
もしかして汚してしまうかも、、と頭に過っても
コレ!と思う服を身に纏うことで、エネルギーが湧く


すっかり寒空となった11月の今

現実と向き合うことで、苦しくても
そこで見えてくるもがありました

受講中、プライベートでも問題が起きたり
神様からのテストの連続でした
残念ながら、私の意識が足りす
クリアー出来なかった
しかし、この失敗からは多くのことを学んだ


エゴからは何も発展しない。恐ろしいことを招くだけである
感情のコントロールをもっと磨いていく必要性もあり
まだまだ未消化のこともある


asami先生と毎回、お話をさせて頂く中
自分の明確なヴィジョンがはっきりしたことは
とても素晴らしく
自分の人生を生きている感覚で
魂が「そうだよ」と言っている


しかし、ここで終わらせることがないよう
私は引き続き、Asami-Parisコースを継続することに決めた


この場では詳しいことは控えさせて頂きますが
コースの半ばから、本当に自分の膿を分かっているのか
何度も試されて
後半の最後の最後で
人生において大きな出来事に直面し
ショックが大き過ぎて、立ち上がれず
しかし生きている以上、やらなくてはならず
立ち直ることにかなり時間を要した


私はこれからの人生において
何が大切な人、モノ、心なのか
はっきりと分かった


やはり私は経験からしか、人生の本質は学べないと思う
特に自分は未熟ゆえ、苦い薬でないと効かない


苦しみぬいた結果
私は人に対してネガティブな心を持って、生きていくより
嫌われる方が、よほど良い


愛、という世界がないことが
死ぬほど苦しかった


エゴが招く恐怖を後から知った


自分の大切にしたいことから外れてしまって
それに気が付かず、負の感情に囚われ続けていた

失ったもの、壊れたものはもう不可能で
悲しみは深い  けれど
私の中で一生、大切にしてゆくものもハッキリと
胸の中に刻まれた




大切な人、環境、仕事、そして心の在り方


新たな気持ちで
Asami-Parisコースを受けるにあたり


もっと心を込めて
真っ新な心で
もう一度、ハイヒールと共に
挑みます


人生に感謝します



愛と感謝を込めて  Les Caprices・凜





2018年11月6日火曜日

美しいエネルギーに触れる





秋の終わり、その時が始まる前に
何度も自宅のリビングで一人、ウロウロしながら
レッスンのシミュレーションを繰り返した


今回のexchangeのお相手は
LABORATOIRE のRozeさん


以前、AsamiーParisセミナーで2回ほど
参加者としてご一緒させて頂いており
面識はあったものの
やはりご指導させて頂くことは、毎回、背筋を立て直します


画面に現れた美しい方との再会に
私は胸が高鳴ることが隠しきれなかった


澄んだお声に、誠実なお人柄が伝わるオーラ
筋肉へきっちりと意識を運ぶための言葉使い
私への改善点も、熱心に分かりやすくお伝え下さり
終わってしまうことが惜しくなる


後日、送って頂いたexchangeの内容を拝見し
そこから
今まで自分が気付けなかった盲点を知ることができ
貴重なご意見も頂戴した
本当に毎回、勉強になります

レッスンの後、少しお時間を頂き
ハイヒールのことや、ライフスタイルのことなど
貴重なアドヴァイスを頂いたりと
とても充実した話を伺った



exchangeは、双方コーチ役とクライアント役につくので
始まるとあっという間に終わる


美しい方と過ごした「時」は
濃く足早に過ぎてしまう
しかし、実はその後もずっと
胸にそっと手を添えて
思い出すたびに、心が温かくなる




Rozeさん、美しいお時間を本当にありがとうございました


沢山の愛と感謝を込めて  Les Caprices・凜







2018年11月1日木曜日

凜として生きる




凜として生きる


それは信念を持ち、そこに忠実に生きること


自分の心が高鳴る美学を持って
生きること


周りのものから何を言われても
自分が決めたこと
心が望んでいることに忠実に生きること

ストイックなほど、追い求める

その過程には
負けてしまいそうな言葉や
冷ややかな視線を浴びるかもしれない
失敗もあるでしょう
生きにくさを感じることもある

貫くことが、強さを養う

たとえ失敗しても深く内省し
俯瞰する
そして見えてきたものを掴む

ここから足を止めずに
泣いた顔を上げ、信念を情熱を絶やすことなく
這い上がっていく

そういった経験は辛いだけではない
この経験こそが強さとなり


美しい凜としたオーラを放つものだと思う


ただ上から着飾っただけでは
内面と外見の違い=ギャップに
違和感だけが放たれてしまう


追い求める美の象徴
ここから教えられることは沢山ある


どうすればその理想に手が届くか







それはやはり
凜として生きることである


ー日次、追求ー
今、出来ることを積み重ねていくこと

我が心と身体に刻んでゆきます



愛と感謝を込めて  Les Caprices ・凜



今週から毎日、小学校も中学校も登校が始まり 朝の日差しに交じって、通りには子供達のパタパタと走る足音や ランドセルの箱が揺れるような音が聞こえた。 こんな感じだったなあ、と 思い出すように、当たり前に聞こえていた物音が 今となっては新鮮に感じた一週間だった...