2019年7月27日土曜日

エネルギーを上げることを最優先に




久しぶりのプレタポルテレッスンでは
腹筋が落ちていたことと
背筋への意識がまだまだ甘かった。


日常の疲労が、気づかないうちに姿勢やハイヒールウォーキングにまで
影響している、と師匠からのお慈悲のような言葉に救われつつも
コーチとしては、情けない有様でした。


自分では、エクササイズを通し
体のパーツをそれぞれ意識しながら筋肉を働かせている。
と、思っていたが
それは勝手な思い込みでした。


多忙を極めたり、猛暑で滅入りそうな時。
こんなマイナスな状況からは
自分の体のエネルギー値をあげる方を優先すること

アドヴァイスを頂き、大切なことに気付いた。

敢えて、思い切って、そう決断することで
なんだか気持ちが「快」になる。


体を休めることに、自分へ思い切り奉仕することに
一切の罪悪感を捨て
楽しむことに思考をチェンジします。

そして、再び
身体と向き合って、正しいポジションの入れ直しを図ります。



沢山の愛を込めて。  Les Caprices・凜


2019年7月24日水曜日

美しき時間




先月、恒例のExchangeのお相手は、La tour des Espritsのneneさんでした。

皆様がご存知のようにneneさんの素晴らしさは
精密かつ、丁寧、エレガンスなレッスン。

以前お会いしたのが、昨年の夏でのExchangeでした。

私の中ではあの時のneneさんのイメージでしたが
今回、Skypeコールが鳴り出し
張り詰めた手先で、オープンボタンを押すと
画面には、上品な色気と気品、「こんにちは」と優しい微笑みを添えた
neneさんが現れた。


前回お会いしたよりも、美しい。 と
一番に感じた。


丁度、EBOLOISSANTのKumiさんのメイクアップレッスンを受講され
そしてAsamiーParis特別コースを始められたばかりのneneさん。


この二重奏が加わったことも、今回のneneさんの麗しさの理由でしょう。
そして、師匠とのプレタポルテレッスンも受けていらっしゃる。
本当に陰での努力、美しさへのストイックさに、頭が下がる思いです。


Exchangeが始まる前に、まず意識する体の箇所や大事なポイントを
ゆっくりと丁寧に説明するところから入り
その後、エクササイズをしながら私への細やかな修正の指導
繰り返し辛抱強く教えてくださるところ
最後は、neneさんのアイデアを活かした「なりきりイメージウォーキング」

どれもneneさんの美しい「愛」を感じたレッスンでした。


「凛さん、今回あなたは『宝塚の男性役』です」という
思いもつかないイメージ像に、内心慌てふためきましたが
「目を閉じて、イメージを膨らませましょう」といった
自然な誘導で、私も気持ちを乗せ、しばらく喋らずに集中した。
静かに目を開き
そのまま一直線、男性的な強さを表に出しながら
花道をハイヒールと歩んでいた。


もしかしたら
内心私がとても欲しがっていた男性的なイメージを事前に察し
今回、あえてこの男役だったのではないかしら、と
新鮮な気持ちで一杯のExchangeでした。


neneさん、美しいお時間を本当にありがとうございました。



沢山の愛と感謝を込めて。  Les Caprices・凜




2019年7月18日木曜日

心を照らしてくれるもの 愛・ハイヒール






梅雨らしからぬ日々が続き、今日も気掛かりな晴れ日となった。
福岡のダムの貯水率は46パーセント前後と
この夏は大丈夫なのかと、青い空を見つめる。

しかし、天気とは反対に、嬉しいこともあった。

9NeuveのTAKAKOさんのモニターレッスンの募集があったと
師匠から、真っ先にご報告を頂いたことだ。


これでいよいよ、コーチとしての幕開けが始まるのかと思うと
胸が一杯になる。

ご本人も相当に努力をされており
決して平坦な道のりではなかったかと思う。
歯を食いしばり、懸命にここまで到達された。

師匠の報告を私に下さった愛ある思いにも、痛く感動し
また一つ、この惑星に輝く星が誕生する。


そしてもう一つ、先月の初めに左肩を骨折していた実の母の状態が
予想より早く回復したこと。

骨を固定していたバンドも、先週から姿がなく
何よりも、本人の声に張りが戻ったことが嬉しい。
自分らしく生きられなかった辛さを乗り越え
今、感謝と共に生き生きと動き出した。


私はこれまでずっと姉と交代で、母の付き添いや病院、お店を回ったり
家族だから助けたい、と思う反面
マイナスな気持ちに傾きそうになったこともあった。


それでも、私は自宅に戻り、ハイヒールに足を入れ
自分の気持ちを高めた。


正直に、実家から帰宅してからは
やるべきことが盛り沢山な状態が待っていた為
エクササイズすら、出来ないこともあった。


それでも、料理が出来上がる、少しの時間
素足の状態で
キッチンの隅で、身体の軸を鍛えるエクササイズをしたり
なけなしの『あがき』の様に
美しくあることを、諦めたくなかった。


今は子供の夏休み前で、毎日がフル回転で目が回りますが
皆、事情はどうあれ、多忙ながらも懸命に生きている。
自分だけはないのだ。


私は気忙しくなる時ほど
ここは敢えて、動きを止め
酸素をゆっくりと体に吸い込み
雑念や重苦しさを全部、吐き出す様に
深く、呼吸をしている。


エネルギーを美しく整えるために
姿勢と同時に、深い深呼吸。
そして、お気に入りのハイヒールでエネルギーを高める。

私は体がクタクタでも
今、愛とハイヒールで
幸せだと感謝をしている。



愛を込めて。  Les Caprices・凜





2019年7月8日月曜日

美しく、セクシーであるために




私は、女性として生まれてきたからには
美しくありたいし、セクシーでありたい。 

今なら、正直に答えます。


ハイヒールの扉を開く前は、恥ずかしくて
このように思うことすら、躊躇っていた。


「何故セクシーでいられるのですか?」
と、もしも仮に尋ねられたら、こう答えます。


美しく、セクシーであるために
日々、何を選び
何をどう表現するか、ここを意識している。



手に取る洋服、ヘアスタイル
頭を引き、デコルテをグッと張ること
特に指先。
そして足先や膝、全身に意識を巡らせる時間をとる。

呼吸が深くあること。

話しすことや、行動に、「間」を敢えて取ることで
空間が生まれ、そこに息吹を吹き込む。

最初は抵抗感もあったし、忘れたり。

それでもトライ&エラーで、身体が覚えてくれた。


最後に、これが最初は難しくて
でも、突破口の一つであった。


自分の気持ちに正直であること。
嬉しいことだけでなく、マイナスなことも。


自分を隠すのではなく、オープンにすることで
心までもが、自分を認めることで解放的になり、変わった。

感謝することに、日々、目を留め
本心で生きることが、私にとってのセクシーの条件です。


ハイヒールと出会えて、もう一人の自分に出会えた。

だから、どんな女性もその可能性は大いに秘めている。




沢山の愛を込めて。  Les Caprices・凜


2019年7月5日金曜日

我が心のAnnecyアヌシー




私はフランス、パリも大好きですが
地方都市も大好きです。
その中でもフランス東部、アルプスの麓に位置するAnnecy(アヌシー)は、
特に忘れらないほど、愛する場所。

あれは今から9年前。
NHK番組「世界ふれあい街歩き」で、この土地を初めて知った。

あまりの湖の美しさ、豊かな自然、街の人々の大らかさに、強く心が撃ち抜かれた。

「いつかここに行きたい。いや、ここに住む。」と
密かに心の奥に思いを秘めながら、何度も繰り返しこの映像を見た。

そして3年後、ついに実現した。

アヌシーは、ガイドブックやインターネットで情報を沢山手に入れられるので
ここでは、敢えて一から語りませんが
心に残る場面をご紹介致します。


アヌシーの代表とも言えるアヌシー湖(Lac d'annecy)は、
ヨーロッパ屈指の透明度を誇る、たいへん美しい湖。



夏はこの湖のほとりで、沢山の人々が
日光浴や、海水浴、ただただお昼寝を楽しむ
など、幸せを絵に描いたような景色がある。





到着してすぐ、私以外の家族は、早速水着に着替え
海水浴ならぬ、湖水浴をスタート。

「冷たい!」と、身体を縮ませながら、水遊びを楽しむ。


しばらく私は、荷物の番をしながら、澄み渡る空と遠くの景色を楽しんでいると
何かが目に入った。
娘のすぐ横に、70代程のマダムが座っていた。


なんとこの方は水着の下のみ着用の姿。
上半身は、素っ裸であり、その表情は笑顔でとても穏やかであった。
いやらしさは全く感じません。
むしろ、女性らしい美しさすら、感じた。

これは既に、このマダムの当たり前の習慣。 
私と目が合って、ニコリと笑ってくれたことは幸せの瞬間だった。

フランス人は上半身裸で、日光浴をする。  とは知っていたが
本当に目の当たりにすると、心臓がドキドキと止まらなかった。

日本では、絶対に目にすることが無いこのワンシーン。


女性が他人の目を気にせず、堂々と自分をオープンにすることや
年齢に全く関係なく、自分らしく女性の性を謳歌する。


周りも全く気にしないし、各自が自分のスタイルを持っている。




異文化の違いに、沢山の刺激を受けた一コマ。


私も見習って、「自分の美学」をさらに深められるよう
今も、その旅は続いています。




沢山の愛と感謝を込めて。 Les Caprices・凜



2019年7月4日木曜日

日々是精進なり





女性はいつでも年齢に関係なく、美しく歩くことは出来る。 

今朝、ふと通りすがりに鏡の中の自分と目が合い
自分に確信した。

「もう女性としての花は、終わっている」
それは全くの、ご本人の思い込みなのです。

かく言う私は過去に、ハイヒールなんて無理、、うまく歩けない。
と、肩を落とし
自分で可能性を、自分で狭くしていた。 

こういった「思いこみ」は、自分では気づきにくいものだと
振り返って感じます。


今まで自分は室内履きとして、10センチのハイヒールで過ごしてきたが
今はポインテッドタイプの11、5センチに切り換えている。

筋肉の状態に合わせて、ヒールの高さをあげることはとても大切です。
培った筋肉を、甘やかさない為でもあります。



ここ数日間は、プライベートで実家に行くことが多く
車出しや付き添いをし、家族間での会話の中
いろんな場面を目にし、沢山の気づきを得た。


そして誘われるかのように、今度は自分自身を振り返っている。
その中で、この自分の中での「思い込み」を外すことをしている。


「Asami-Parisコース」のノートを再び手に取り
今度は自分一人で挑戦しているのだから、今回は復習しながらの応用編の段階。

人は人生の辛い出来事の中でこそ、その人の本質が見えてくる。

いかに感謝すべき事柄に、意識して目を向け、心を感謝ポイントに集めるか。

これによって、人生観が変わるのだと学ばせてもらえた。


今でこそ、ハイヒールコーチとなり
ルブタンのハイヒールを履いての人生を送っているが
3年前の私が見たら、驚くべきことなのです。

誰しも、「自分には無理、、」と心のブレーキを無意識に引いてしまうことはある。
私も今だにあります。

しかし、初めから上手く出来る人は、一人もいない。 と言うのが
経験上、分かっているので
あとは、恐れずにやってみる。  

経験すること、体感すること、失敗の中にこそ、成長するためのエッセンスがある。



目下、怯えつつも挑戦することは
年末に控えているフランス語DELF試験の口頭試験です。
とてつもなく恐れていますが、これも同じ。

私の人生はトライ&エラーで出来ている。


コーチとして、母として、女性として
少しでも成長していける人生を歩みたい。


日々是精進なり。 
この言葉をプレゼントしてくれた、大切な友のためにも。



沢山の愛と感謝を込めて。  Les Caprices・凜



今週から毎日、小学校も中学校も登校が始まり 朝の日差しに交じって、通りには子供達のパタパタと走る足音や ランドセルの箱が揺れるような音が聞こえた。 こんな感じだったなあ、と 思い出すように、当たり前に聞こえていた物音が 今となっては新鮮に感じた一週間だった...