2019年2月4日月曜日

母である前に、女性であること




私は生まれてからは赤ちゃん、少女、女子学生、社会人、母親と
立場や役柄が変わり、今に至る。


しかし、生まれてから死ぬまで変わらないものは
自分が「女性」であるとうこと。


言われなくても分かっている、と言われそうですが
私は出産を機に、女性の性を
どんどん自分の世界から片隅に追いやって生きてきた。
スッピンでほぼノーメイク、ジーンズ、ロングスカート
フラットなシューズが定番スタイル。

これが当たり前だし、誰からも何も言われなく(周りは感じてても言わない。)
子育てで自分に手が回らないから、これで良しと納得していた。


本当の本当の心の奥底は見ないふり。


時は流れ昔を振り返れば、否定はしないが
視野が狭かったと思う。


子育てしていても、自分を大切に扱い、美しく生きる努力をしていた女性は
必ず、いたはず。

勝手に「子育て中は、自分より子供優先だから、美容に手を掛けられなくていい」
と思い込んでいた。
母親は自己犠牲が美しく、、という思い込みに。


そんな状況も必要な時もあるが、全てでは無い。
今は、自分がどうありたいのか、という気持ちに焦点を当てている。


朝、クローゼットに並ぶワンピース、ハイヒール。
メイクとヘアスタイル。
歩く姿や、姿勢、表情。

これらはどれも、自分自身と向き合う時間と自己表現。
一つ一つに意識と心を配る。


子供たちがまだ小さい頃は、家事育児や忙しさもあり
飛ばしていた過程だが、一つくらいは丁寧にできていたかもしれない。


ハイヒールの世界に身を置き、エクササイズを続け
ありがたくも、脚のラインに関してお褒めの言葉を頂くようになり
前向きに、自分を好きになれる。
自分の心の声と、外見を重ね合わせて、生きている。


外見が変わっても、あの子達の母親であることに変わりなく
例え、他人から何かを言われていても
私は私らしく、子供たちを真っ直ぐに見ている。
見ている対象が愛なので、これで良い。


母である前に、私は女性であるのだから
その性を、自分の魂が喜ぶように仕立てることが
家族へ喜びの波動を放つことになる。

口紅を施す、これだけでも良い。
女性としての何かを感じるから。


美しく生きる、これは私にとっての大切な教育であり
自分を表現することの大切さは、
これからの時代を生きる子供にも、必要な術だと思う。


これからの女性、母親は
母である前に、女性であること。 このことに目覚めると
自分自分をもっと愛することができる。


沢山の女性が
女性としての喜びに溢れますように、願いを込めて。



Les Caprices・凜




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