2018年8月30日木曜日

美しい時間




月に一度行われる美しきプレタポルテ・Exchang
今回はLa tour des Espritsのneneさん。

以前に頂いたメールの文面、Blogを拝読して想像を膨らませておりましたが
実際にパソコン画面を通してお会いしてみると
まずneneさんの美しい瞳に私は引き込まれました。

なんて優しくてエキゾチックなんでしょう。
しばし、見入ってしまった。


エクササイズ前のご挨拶や、私がコーチ役である時のneneさんは
穏やかで優しく人を包み込む雰囲気の女性。


しかしコーチ役に回った途端、表情も変わり
真剣な眼差しはキリリと引き締まり
こちらの動きを一瞬でも見逃さない、深いエネルギーを感じました。


そして皆さんが仰る様に、とても知的でエレガントな女性。


クライアントの修正箇所を細かく、解りやすい説明をされ
neneさんご自身の身体を使ってのレクチャー。
盛り沢山のエクササイズ内容。

最後の総仕上げの美しい歩きの復習は
こちらの気持ちを、最高に引き上げてくれる。

exchangeが終わった後、既に私の脚に筋肉痛が始まり
この日は心地良い疲れと爽快感で過ごせた。

今回のexchangeもとても勉強になり、自分の足りないところも多く見つかり
充実、かつ美しい時間となった。

Asami-Parisチームの皆様の素晴らしさに触れることが出来るexchange

自分も置いて行かれぬ様、身が引き締まり
日々の自分の美意識も高まります。



neneさんへ 深い愛と感謝を込めて  凜



2018年8月23日木曜日

自分を改革することの可能性




前回の「纏うものは 高揚するか・しないか」 という美意識改革に続き

今回は「自分のエネルギーを守ること」

私は目に見えるもの、目に見えないもの、雰囲気にもものすごく影響を受ける
視覚的にも良いもの、美しいものを観ると、誰でも高揚します

しかし、その逆のマイナスなものを見たり、聞いたり
肌で感じると、無意識にその負のエネルギーに引っ張られてしまう


例えば目の前に、愚痴を繰り返す人、不毛な話をする人 不機嫌な表情の人
テレビやネットの嫌なニュース 
そのものに対して、自分も重たいエネルギーに引きずり込まれる感覚があった

これが無自覚に働くから怖い
気分が下がることは、エネルギー値も下がるのです


そのことに気付いてからは、相手の気持ちは理解するよう努めるが
自分のエネルギーまで同調しないように、心掛けるようになった

そうすると、断ち切ることで
自分を守っている感覚が生まれる エネルギー保持をしているのです

自分を守ることは、身近な家族に接する態度にも大きく影響するので
これは自分だけの問題ではないのです

更にもう一点 どのように「疲れ」を取り除くか

この意識を高めてみた
よく耳にする「疲れを取る」とは、当たり前過ぎる言葉であり
今更な意識改革かと思われますが
今一度、見直すと
この「疲れ」こそ、自分の意思に反してグイグイとエネルギー値を下げる元凶です

私は毎日のように「ふう。疲れた。」と言わない日がないほど
この言葉を放ち、放っただけで何の処置もせず
ため息をついて、次の作業に取り掛かることが多い

無意識に「休む」ことに変な罪悪感を感じる、これも日本特有の悪い心癖なのか

師匠から「 疲れこそ、負のエネルギーに引っ張られる」
と、美しくも断言された時に
分かっている事なのに、今まで何も対処していない自分を見透かされた気になった

この「分かっているのに、何もしてない」は
諦め精神 考えることの放棄 勝手な思い込みであったと気付いた

更に師匠が教えてくれたこの一言

「疲れの状態が長いほど、エネルギーは下がり そこからマイナス現象を引き起こす」

聞いた瞬間、思い当たる節がたくさん浮かび上がり
これはもう止めよう、と決心した


そこから始めたのは
 ・シンプルに「疲れ」を感じたら、ソファに5分10分でも横になること

簡単なことなのに、やってこなかったのは
変な罪悪感や、信じてなかったから

行うと、その後の行動が早いし、気分も上がります
これが新たなエネルギーを生み出し、吸収するものが多い

 ・頭を空にして、ゆっくり録画した番組を楽しむ
 ・マッサージを受けに行く


疲れていない状態をつくるために、現在は出来ることをしている
それが自分のエネルギーを守ること 上げていくこと

最も心掛けているのは、「罪悪感」を一切、私の中から排除すること
お金をかけてでも「疲れを取る」こと

身体の疲れ、肌荒れは
身体からのSOS、私へ教えてくれているのです

「罪悪感こそ、身体への最大の毒である」  

この突き刺さるような言葉も、私にとっては師匠から受け取ったギフト

自分を責め続けることは、エネルギー減少以上に、魂を弱らせる
反省したら、改善策を見つけ
どんな自分であっても、否定しない

このように、日々の自分の意識改革は
実は直ぐに取りかかれるものであり、可能性はまだまだあるのです

まずは自分のエネルギーを奪うものは何かを知る

疲れを感じたら、どのようにして取り除くかの対処法を身につける

これらは全て個々の日常世界でのこと

美しさを創るのは、日常生活の中でしか生まれないのです

私もまだまだ他にも意識改革できることがある  
そう思えることが
更なる自己追求 自分の軸を更に強化することに繋がる

このことを身をもって体感した
これは誰にでも可能なこと ということは

女性は誰でも、理想の自分へ変化することが出来るのだと思う





愛と感謝を込めて  Les Caprices・凜





2018年8月17日金曜日

纏うものは 高揚するか・しないか




asami-parisコースの扉を叩いて、もうすぐ1ヶ月が経つ

自分の人生の質を上げる為に 色んなお話がありましたが
理想とする美しい女性達の中からヒントを得て取り組んだ一つに

自分の好きな服、気に入った服以外は着用しない

これを毎日、行ってみた
振り返ると、朝クローゼットに並ぶ洋服を選ぶ時に
毎日ではないですが、無意識に

今日は暑いからTシャツ、時間がないから何でも良い、これでいい
今日は人に会わないから、スカートは勿体無い
など、心が高揚するかどうかは二の次。

さほど欲しない服を手にしていた つまり、妥協していた
これでは朝から美意識が下がる

この考え方を辞め、自分が着たい!と心が高鳴るかどうか

これで洋服を選ぶことにした

翌日から衣類に手を伸ばす時、「う。」と手が止まることもあったが
「決心」を思いながら時間をかけて心に聞きながら、選んだ

ほとんどがワンピースやスカートスタイル、それはハイヒールが一番映えるから

二度ほど、ある事情で仕方なくジーンズを着用しなくてはならなかった時に
抵抗感が芽生え、葛藤の末
トップスに今まで未着用のビジュー付きノースリーブを合わせてみた
その時、自分の心が喜んだので、OKサインを出したのである

自分の気持ちを判断材料にしている これを心掛けた

それから以降、周りからの反応も今までと違うことを感じているが
それでも

自分のスタイルを貫く
自分の気持ちに正直に生きる

この訓練をさせて頂いている

今までは周りの目線を気にしていたこと
保守的に生きてきたこと
自分の本心を誤魔化してきたこと 

服を選ぶという、毎朝誰もが行うことの中で改めて意識し直すと
このような自分を浮き彫りに出来た

これだけでも私にとっては、大きな改革なのです

次回は更に自分の日々の生活の意識改革についてご報告が出来るよう
さらに深めてゆきたいと思います


愛と感謝を込めて    Les Caprices ・凜




2018年8月9日木曜日

日本の美意識と世界の美意識との隔たり




先週末の日曜日から4泊5日、家族で大分県と熊本県へ旅行へ出掛けた
毎日、プールや川遊び、沢歩きを楽しんだ

ハイヒールからは遠のいた時間を過ごしていましたが
夜はホテル部屋で、母指球の感覚を取り戻すべく
みっちりとエクササイズトレーニングを黙々と続けた

今回、プールサイドや川辺でのんびりと眺めていてふと感じたのは
女性は全員ほぼ、ラッシュガード サングラス 帽子
といった日焼け防止のスタイル

この危険的な暑さが続く中、紫外線も強いため、そうなるのだろう
と思い、ふと過去の記憶が蘇った

5年前、夏のアヌシー湖の湖畔で
子供達と一緒に水着を着て水遊びをしていた時
たまたまお隣にいらした美しいマダム(推定60歳以上)が
水着の下のみ着用し、上半身はヌード状態で
伸び伸びと日光浴を楽しんでいらした姿が、今でも美しく鮮明に記憶しています

周りを見渡してみると 女性は全員、帽子など被らず
サングラスに上半身はビキニ姿。
燦々と降り注ぐ陽の光に、空に向かって顔を捧げる姿
ご主人から背中にサンオイルを塗ってもらう女性

それらの光景を見ては、私は自分の感覚とのあまりの差に驚愕でした
(、、、帽子を被っていたのは唯一、私のみ)

このような日光浴を楽しむ女性たちの光景は、欧米では珍しくもなく
日本のように、太陽からの紫外線を逃れるように過ごすことよりも
欧米の女性たちはとても開放的で
自然の恵みを一杯に体全身で受けるスタイルはなんとも羨ましく
日本と世界では肌の色への意識から大きな違いを感じる

白い肌より日焼けした小麦色の肌が好まれる
健康的で豊かに人生を生きているという意識


日焼けしてシミシワを気にしながら隠すことより
堂々と服を脱ぎ、肌を焼いていれば
自然と心もオープンマインドになるのでしょう

なかなか日本ではこのような境地に至るには、とても難しい
それは、日本の美の基準、美意識が
黄色よりも、白い肌 という定説があるからです


今すぐ、日本でこのように過ごすことは
私自身、抵抗はありますが

隠す行為が、自然と心にも蓋をしている感覚にもなる

と分かってからは
お顔以外は、腕も胸元も隠さず
美しくあるために、最低限の日焼けで過ごすようになった
その為、この夏はとても開放的な気持ちでいる


一般的に日本の美意識は、
外見的には、色白で若く見えること 細い体型
ファッションは、体型カバーやゆったりとした機能性重視

世界の美意識とは
小麦色の肌 メリハリのある膨よかな体型  
丈が短め、身体のラインを強調したもの 胸元が開いたセクシーなもの

この違いの差は、マインドにも大きく差がつくこともあるでしょう


外国に旅行に来ていつも思うことは
女性はいつも堂々と、思い思いのファッションを着こなしている

日本女性は特にお洒落で、清潔感もあり、見ていてとても楽しめます

しかし、猫背だったり足の向きが内股
頭が前に出過ぎたり、また俯向きの方も

本当にもったいなく、もっとデコルテを広げれば
気持ちが自然と前向きに上昇することを、知って頂きたい

そして海外のご年配の女性が、ピンクや真っ赤なスカートを履いて
生き生きと歩く様は、見ている方もエネルギーを感じる


人からどう見られることよりも
自分が好きなファッションで、自己表現を続ける

堂々と女性の性を受け入れ
女性であることを、大いに楽しむ姿はとても素敵で眩しい

私もそのような生き方をしたい、と旅の終わりに記した


この美意識、世界との隔たりは、幼い頃からの環境や教育も影響しているのではないか
人と合わせたり、号令がかかると皆で声を出しあう運動会
横流れな教育 メディアの影響
様々な要因があるかと思う

今はありがたいことに
自分で思うように表現できるような時代になり
意志・努力次第で、美意識の改革が出来ると思う



外見が若く見られることは、嬉しいことではありますが
それは、お肌のお手入れを日々、頑張っていたり 
そういった影の弛まぬ努力を認められたとき、喜ぶべきことだと思います

お肌のことは本当にメンタルに影響する為、自分も美を構成する一つであると思う

そしてもう一点、世界の視点からすると
外見の若さ以外にも経験からくる知性、豊かな表現、表情
エレガントな仕草 その方の奥深さ 自分との付き合い方の熟知
このようなものも、美しさの大切な大きな要素となっている

それは生き方しかないし、年齢に関係なく
女性は今から未来の自分を、美しく創ることが出来る

日本のメディアや雑誌の広告から
潜在的に、若さや細さが美の象徴と、操作されている節もある

そんな若さ信仰に振り回されず
年齢相応に自分らしく(これが一番大切で難しいところでもありますが)
目指したい理想の女性像を挙げ
その為の努力を楽しみ
女性として、人として、堂々と生きてゆきたい

その為に、日々、ハイヒールエクササイズと自分に向き合っている

今はまだ、小さな大切な場所にいるけれど
やがては世界に通用する女性になる為に

日々、弱い自分と戦いながら
これからも試行錯誤の人生が続きます



愛と感謝と共に  Les Caprices・凜



2018年8月2日木曜日

素直に美を求める





猛暑の福岡市、台風の余波で風が吹いてくれることが
幾分暑さを和らいでくれています

昨日は福岡市のお隣の町、春日市より
知的で颯爽とした女性がレッスンにお越しになりました


いつの日か9センチのハイヒールで美しく歩く

という目標で
この暑さの中であっても、休まずレッスンへ挑まれる

年齢や出来ないかも、、という言い訳など一切なく
目標の為に、気候に関係なく
ご自身の身体と地道に向き合い
挑戦し続ける姿こそ、既に美しい人生を歩まれていると思う




レッスン開始から2ヶ月が経ち
最初は固かった筋肉が、少しづつ解れて柔らかくなり
肩回しや、足首の可動域も広がり
ハイヒールで美しく歩く為の身体つくりも進歩された

腹筋や背筋などの必須の筋肉への意識や
エクササイズのフォームも今はほぼ完璧にマスターされ
ご本人の日々の努力を側で感じさせて頂き
今日はレッスンの途中で、本当に胸が打たれた

せっかくのレッスンのリズムを崩してはいけないので
この思いはひとまず胸の内に潜ませて
この場をお借りして

奈々美さんへ感動と真摯な美しい姿へ
敬意と共に、感謝を申し上げます

女性は内なる思いに、もっとオープンになれば
さらに女性としての美が開花されるのではないか

このようなことをまだ達成していない未熟な私が申すのは
相応しくないのですが
かなり時間がかかって、自分の本心に気づき
そして今、ハイヒールコーチとして感じること


日本では女性性を前面に出したアイテムやファッションは
タブーな職場、家庭、雰囲気、慎むのが美徳とされた文化も根強くあるので

年齢を重ねても、女性として大いに人生を楽しむ
美しくなることに一切ためらうことなく、解放していくことは
気後れすること、なんだか自分らしくない、、
と思われる方もいらっしゃるかと思います

しかし、私のハイヒールに目が留まったり
突然、「素敵なヒールですね」と後からお聞きする言葉の端々から

女性は、美しくあるものに無意識に反応する生き物

本当は美しくありたいと求めているのだと感じることがあります
その感性に素直に従って
自分の世界をどんどん広げていけば、やがて自信を持って人生を歩き出す

私も今までとは違う感覚の中、始まったばかりの自分の発掘の旅

師匠とクライアントの方々、同士と共に学ばせて頂きながら
本来の自分を表現できるよう、ハイヒールと歩みます



愛と感謝を込めて  Les Caprices ・凛


今週から毎日、小学校も中学校も登校が始まり 朝の日差しに交じって、通りには子供達のパタパタと走る足音や ランドセルの箱が揺れるような音が聞こえた。 こんな感じだったなあ、と 思い出すように、当たり前に聞こえていた物音が 今となっては新鮮に感じた一週間だった...