数年前にハイヒールの扉を叩き
Asami-Parisコースのフランス美学を学ぶにつれ
思考が前向きになれることが多くなった。
気がつくと、装いも変わっていた。
そんな私に対して
息子は朴訥と「うまく言えないけど、なんだか前より良くなった」と言い
娘は「お母さんは格好が素敵になって凛々しくなった。
前は地味だったし。 そして前より怒らなくなった。」
と、詳しく言ってくれた。 女の子は良く見てくれている。
自分は必死で、まだまだ未熟な為、見えていなかったが
このように感じてもらえていることは
素直に嬉しい。
美しくあることは、子供への最高の教育でもあると思う。
セクシーで美しい女性でありたい。
この自分の憧れる気持ちが、在り方が
家庭の中でも波動のように広がり、空気感が変わるからだろうか。
美しく在る、とは単に外見だけではなく
心の在り方も重要です。
私も過去に数々の失敗を重ね
感情のままに動いた結果、後からしっぺ返しを受けた。
その苦い経験もあり、今まさに心の美学を確立中である。
感情に流されず、感情的にならない美学。
咄嗟の出来事に対しての自分の在り方。
これは結構、その人の内面が出ますし
普段、意識できない心の域なので、コントロールと訓練が私には必要です。
思わず渋い表情をする私に
「ほら、また催眠術にかかっている」と子供から声を掛けられ
ハッと我に返り、目が覚める。
鼻からスーッと息を吸い込み、落ち着いて冷静に思考する。
時には交代で、私が子供に同じ言葉をかけることもある。
今は親子で負の感情に長く引っ張られない秘訣を染み込ませている。
美しくあることは、子供への最高の教育でもあると思う。
偉そうなことは書けませんが
美しくあることがこの先、子供の教育にどのように影響するのか。
この結果を得ることは、長い時間を要するので
子供の成長、日頃の発言と行動をつぶさに見ながら
このブログで発信していこうと思う。
最近感じるのは、男性が女性を大事にしていくことも、優しく接することも
大切な教育であると思う。
子供の頃から、そういった感覚を
ここ日本で行うことは、生易しくなく難しいこともある。
女性をエスコートする、女性の立場を立てる、などとは無縁に近いかもしれない。
しかし諦めず、続けていることは
息子にレディファーストを身につけさせていること。
とあるレストラン入り口前。
「扉を先に開け、先に女性陣を通してから、その後に入るのが男性です。」
と、我が先にレストランへ入る息子の肩に、私は引き留めるように手を置く。
当然、「ここは日本だ。」と反論する息子。
しかし継続は力なり?で
しつこい程、「はい、あなたは後から。女性を先に通してね、ありがとう。」
と、私も楽しみながら、渋る息子の様子を見ていた。
するといつの間にか、息子が先にレストランの扉を開け、最後に中へ入ってくる。
小さな一歩だが、我が家の改革も進んだ。
女性への扱い方、それは国際的にも通じるマナーでもある。
日本はその分野での教育は皆無に等しい。
試行錯誤でありますが、父親である男性が最も手本となるので
ここにも少しづつですが、メスを入れております。
と言っても、夫婦の在り方が男女であるか。
また、夫が妻を大切に扱う姿を見せ続けることは、最も効果があると思う。
最後に
美しくあろうと、諦めずに努力をし続ける姿をみせること
幾つになっても何かに挑戦する姿勢は
自然と子供へと受け継がれるのではないかと思う。
子供は口には出さずとも、親の思考や行動に対して
心で何かを感じている。
まだまだ美しく育てていく教育は
一筋縄ではいかないことも多々ありますが
まずは自分から行動していくことで、必ずや子供達へと
受け継がれていくと思います。
愛と感謝を込めて Les Caprices・凜
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