2018年6月27日水曜日

新しい扉。




2週間ぶりのプレタポルテ・レッスンでは、前回の癖を直すことにばかり意識が集中し

左の腹筋が落ちていた。

限界以上に、asami先生の声に従って、もっと腹筋を上げると

身体の軸が入る瞬間が何度もあった。

自分で限界を勝手につくっていたのだ。

詳しく考えると、腹筋を引き上げる意識と同時に

ヒップをぎゅっと圧縮し、骨盤をしっかり立たせる意識を持つ。

まだまだ完成ではない自分の足の運び具合に、

不甲斐ない気持ちが湧くのだが、

終わりが無いからこそ、奥の深い身体の動かし方とハイヒールでの美しい歩き。

自分をもっと深く掘り下げたい。

そう思ったときに、目の前に居るasami先生と話している私は

asami-parisコースを受けたい。 という心の声、魂の声を発していた。

正直に、パートの仕事も辞めたばかり。

無理をしないで時期をみてから、いつの日か。。と長い間考えていたのだが

心から付いて出た言葉に、素直に生きる。

決めたら、新たな心構えが生まれた。

スタートは来月の半ばですが、もう課題も与えられ

新たな自分を見出すチャンスに、心が高鳴っている。

新たな美の世界・asami-parisの扉を前に、全身全霊で飛び込む。


このような又とないチャンスを与えてくださったasami先生

そしてブログで美の世界観、美しい生き様をお伝えしてくださる

Belle passion のYUKIKOさんに

改めて、深い感謝を申し上げます。


愛を込めて。  Les caprices・ 凜

2018年6月22日金曜日

魅せられた美しさ。




以前、スカイプでお会いしたことがあったPetite Étoileのカトリーヌさん。

しかし今回のexchangeで、コーチ役としてのカトリーヌさんは

これまでの穏やかな美しい雰囲気から

背筋が伸びるような美しい緊張感溢れるコーチとして、私にご指導くださった。

しばらくレッスンを続けていると、直ぐに私への修正箇所を素早く、的確に伝える。

45分という限られた時間内に、クライアントの身体のバランスの崩れを

一瞬も見逃さす見つけ、声で直ぐに届けるということが

どれだけ至難(私にとって)の技か分かるだけに

心底、レベルの高さを感じずにはいられませんでした。

カトリーヌさんのコーチ役が終われば、交代で15分後に自分がコーチ役へと変わる。

このハイレベルなコーチ技の後に自分が行なうのは、正直に気持ちが怯んでしまいましたが

「お相手は自分の大切な生徒様。」 そう思い込み切って始めました。

無我夢中で終わり、気がついたことがあります。

それは、カトリーヌさんが二人いたこと。

一人目は、コーチとしてクライアントを温かく包み、テキパキと美へ導く女性。

二人目は、懸命に12センチのクラシカルハイヒールに挑む、挑戦者。

同一人物ですが、コーチとクライアントというだけで、別の人物に見えた。


それは、美しさとは、表裏一体であるという事実。 

美しい人は、このように人が見えないところで歯を食いしばって自分と戦っている。

その真摯な姿に胸を打たれた。

真剣に努力した結果が裏打ちされた美しさ。

そのことを今回、カトリーヌさんから感じた。

それに初めて自分が先にクライアント役→コーチ役をやってみて感じたことです。

コーチとして見ていた人物が一転して、クライアントに変わる様は

表情から違うし、放つエネルギーも違う。


最後に、出来ないからやらない、のではない。

なりたいから、今は出来なくても、挑戦する。 

そんなカトリーヌさんの挑む生き様から、真の美を魅せて頂いた。

このような体験をさせて頂いたこと。

自分の知らない世界がまだまだある、と気付かせてくれたこと。

とても学び深い日であり、私の財産となった。

私も新たな世界に挑戦しようと思います。



深い感謝をこめて。   Les caprices 凜





2018年6月18日月曜日

揺るがずに歩く。






週末、家族と一緒に出掛けました。

子供と一緒での外出は、マイペースで歩けない状況もあるため

予め、時間に余裕を持って出発し、私は早くは歩けません。

と最初に伝えておきます。


最初は、周りが自分のハイヒールで歩く早さに合わせてもらうことに

全く抵抗が無かったわけではありません。

以前は先を歩く主人や足早な子供に、自分が頑張って付いて歩いていたから。

今はハイヒールで歩きながら、きっと心の中で「歩くのが遅いな、、」と思っているだろうなと

察してしまうが、しかし、そこは揺るがず。 

私との歩く距離が段々と少しずつ、差が出始めても

私の歩く速度は変えられない。 始まったリズムは変えられない。

女性が男性に(無理に)合わせるのではなく、

男性が、子供が、ハイヒールで歩く女性の歩調に合わせること。

たとえ目的地までの到着が多少、遅くなっても

美しく歩くことのほうが、何倍も重要なのです。

歩くことが単に目的地にたどり着くためのものではなく

その歩く時を、どれだけ頭と身体を遣って正しいポジションに保ち

そして心で感じ

足元から全身から自分を表現していけるか。

その為のハイヒールウォーキングなのです。

もちろん、身体を鍛えながらの歩きであるため

家路に着き靴を脱いだ瞬間は、心地良い筋肉痛です。


これからも、このリズムを貫き通して、より一層美しく歩けるよう

邁進したいと思います。


愛と感謝を込めて。  Les caprices 凜



2018年6月15日金曜日

年齢に関係なく美しく生きる。





女性は年齢を重ねてからでも、自分の意志で美しく生きられる。

そう思わせてくださったÉBLOUISSANT のKUMIさんのブログ。

なんと美しい女性だろう。 現役モデルのヤスミナ・ロッシさん。

写真と動画を見るだけで、まるで映画のワンシーンにはまり込んだような感覚でした。

とても60歳以上の身体とは言えない、筋肉美。

そして内側から溢れる豊かなエネルギー。

この方が、モデルだから特別な人だから、西洋人で元もとの資質が違う。

自分には関係ない。無縁である。

と思う方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれない。

しかし、あのモデルさんも、影なる努力と自分の信念に従って生き

そして日々のトレーニングがあってのあの肉体美なのだと思う。

だから、日本人であっても、60代を過ぎても

美しく生きられることは出来ると思います。

自分で始めるか、やってみるか。 それだけではないかと思います。


先月、私の元へ長崎県の佐世保市からレッスンへお見えになられた和枝様。

この方から、多くのことを学ばせて頂いたことと、今回のヤスミナ・ロッシさん。

とても共通しております。


和枝さんは、福祉関係のお仕事を通して、沢山のご高齢の方々と接し、

幾つになっても、女性であることを楽しんでいらっしゃる女性のほうが

元気に老後を過ごされているとのこと。

そこから自分は将来、いずれは向かえる60代の年代の時に、どう在りたいか。

そうお考えになったときに

幾つになっても美しく女性らしくありたい、それが自分らしさだと

私に仰ってくださいました。

そこに思い当たるまでに、試行錯誤、様々なご苦労もご経験も沢山あったはず。

自分らしく生きるとは。 

まずはここからであると、和枝さんは仰ってくださった。


和枝さんは以前、asami先生のプレタポルテ・レッスンを数年前に受講され

その後はエクササイズvideoを購入し、ずっと自宅でコツコツと鍛錬を続けていらっしゃいました。

先週土曜日に開催された「女神達の宴」にもご出席され

「宴の日までに、きちんとハイヒールを履けるように。 また自己流になっていないかどうか。」

その目的で、この度3回のオートクチュールレッスンを受けて頂きました。

流石にヴィデオでコツコツとエクササイズを続けられていただけあり、

フォームも素晴らしく、こちらの修正にも丁寧についてきてくださり

復習もきちんとなされ、会社経営をされていらっしゃるだけに、生き方にも

とても信念の強い、知的な美しいエネルギーを放たれた和枝さん。

私自身、学びを頂き、素晴らしい体験となりました。


今回のヤスミナ・ロッシさんの生き方といい、

和枝さんの美しく生きることを手放さず、責任ある仕事をされながらも

コツコツと地道に努力される姿は同じであり

私はとても崇高なエネルギーを感じています。

日本の女性の方々も、諦めることなく、美しく在りたいと思えば

このお二人のように、行動に移し、続けていくこの生き様こそが

美しい人生なのではないかと思います。

ハイヒールはその為の素晴らしいパートナーと成り得ます。

美しいハイヒールで歩く為には、まずは自己と向き合うから。

そこから始まります。

簡単にはいきませんが、だからこそ、心と身体が鍛えられ

少しずつ、揺るがない気持ちが内側から芽生えます。


私もこのお二人に見習って、コツコツと精進あるのみです。



愛と感謝を込めて。  Les caprices 凜




2018年6月10日日曜日

ハイヒールで健康に美しく。





先日、一目ぼれで買ったばかりのアクセサリーが

開封した途端、ポロリと一部分が外れてしまい

そのためお店へと、修理に出しに行った。

久しぶりの待ち歩き。

行きかう人々を眺めるのは楽しいですが、

やっぱりハイヒールで歩く女性の姿勢に目がいってしまい

同時に自分も気をつけないと、と更に意識が入ります。


踵からの着地で歩く方、膝が大きく開いた状態で歩く方

背中が丸まって顔が思いきり前に出た状態で歩かれる方。

美しい容姿と綺麗なコーディネート、そしてハイヒールなのに

本当に勿体ない程、歩くたびに美しさが減点されてしまっているようでした。

身体の健康維持と、体や心の軸、美意識を高めるために

ハイヒールでの正しい歩き方を

社会で活躍する女性、子育て中の女性こそ学んで頂けたら、、、と感じた。

知らないというだけで、キッカケが無いというだけで

大切な身体を壊すような歩き方が多い世の中。

本当は、身体の軸を使って、腹筋や背筋、脚の内側の筋肉を強化しながら

体のバランス感覚も鍛えられる

女性としての喜びを存分に感じられるハイヒールでの美しい歩き。

足元から美しさを表現できるもの。

もっと多くの方にハイヒールの真実を知っていただく為にも、

私自身がもっともっと深めなくては、、、と強く感じた帰り道でした。




愛と感謝を込めて。   Les Caprices ・ 凜

2018年6月5日火曜日

離れてみて分かる存在価値。





先週の土曜日と日曜日、二日間続けて小中学校の子供の運動会でした。

当然ですが、ハイヒールは履いていけず、二日間ともフラットシューズ。

しかも事前に学校からの通達文に

「人工芝につき、ハイヒールは不可。」との断り書きがあった。

割り切って久しぶりに、万が一のためのフラットシューズに足を入れたのですが

すぐに気分がダウン。

腹筋や足の内側の筋肉を使わなくても歩ける感覚は

楽だからこそ、緊張感や高揚感が感じられない。

バランスを自分で取らなくても歩けるということは

体重が外に流れても意識しないし

姿勢を悪くして歩いても、腰に負担がかかろうが気付きにくい。

なんだか気持ちまで流されて歩いている気分にもなった。

運動場を歩き続けると、身体の調子もイマイチ良くなかったので

途中、フラットシューズであっても、爪先立ちで拇指球にのみ

体重を乗せて歩こうとする自分がいました。

なんとか感覚だけでも取り戻そうと、あがいてしまった。


帰宅して夕方出かける時に、ハイヒールに足を入れた途端

眠っていた筋肉が起こされたかのように

ふくらはぎから緊張感が現れました。

歩くスピードも落として、一歩一歩、背筋や腹筋、膝、拇指球へ決めるという

意識が自分に入る為

気持ちも「丁寧に歩こう」という気持ちへ集中できます。

この気持ちの変化を味わうと、やっぱりハイヒールが好きなのだと

一旦、ハイヒールから離れたからこそ、しみじみ感じた出来事でした。


私にとって、ハイヒールは美しい波動を受けることで

気持ちを高められる大切な存在であるとともに

頭と身体を同時に使うことで、自分の内側に集中できる、自己世界への扉。

心地の良い緊張感を与えてくれるこの美のツールを

是非、一人でも多くの女性には体感して頂きたい。



愛と感謝を込めて。   Les Caprices ・ 凜

今週から毎日、小学校も中学校も登校が始まり 朝の日差しに交じって、通りには子供達のパタパタと走る足音や ランドセルの箱が揺れるような音が聞こえた。 こんな感じだったなあ、と 思い出すように、当たり前に聞こえていた物音が 今となっては新鮮に感じた一週間だった...