2018年9月1日土曜日

人生、最大のヴィジョン





私はフランスで生きるというヴィジョンがある

20歳の時に初めて行ったParisで、大きな衝撃を受け
それ以来、フランスという国に魅了されている

今でもそれは変わらない
独身時代から結婚して今に至るまでに
恐らく9回のフランス旅行を経て
本気で今度はあの土地で生きたいと思っている


フランスに恋をし
沢山のフランスの本を読み、シネマにテレビのフランス特集
フランス語スクールに通ったり
子供達が幼稚園時代の頃は
幸運にも何故か園に「フランス語サークル」というものが発足し
そこでフランス好きの仲間たちとフランス人の先生と
とても楽しい時間を過ごせた。
今はもうこのサークルはありません

出産、育児となかなかフランスへ行く機会がなくとも
自分の中で、フランスワールドだけはつくってきた
行けないのなら、自宅を自分の世界をフランスにしてしまう
ネットやラジオ書籍、D VD 本当にありがたい世の中です

しかし、実際にあの空気感に触れた時の衝撃や高まる気持ちには、勝らない

抑えられない気持ちが募り
それが私をハイヒールの扉、Asami-Parisを引き寄せてしまったのかも知れない

昔からフランスのことを調べたり
asami先生から伺うお話、長期滞在者、また在住者の方の話の実体験を聞く度
華やかなイメージとは一転
フランスのダークな部分、理不尽な常識、信じられない話に驚きますが
もうそれは日本の常識を捨てることだと悟った

フランスを知れば知るほど
日本の良さにも気づき、日本の弱いところも沢山知った

それは長くなるので、あえて控えますが
敢えていうなら、もっと日本人は、自分の個性や自分の人生を大切にしてほしい
それが出来ている国があり、自分次第で日本人にも出来ることはある



フランスで生きるための準備として必要なこと
資金や経済力
語学力
強靱な身体・マインドと美学の確立
そして覚悟

これらが備わっていないと、私は行かない

準備に勝る勝利はない、と師匠の先日のセッションで心に響いた言葉

語学に関しては、スクールに通う時間が今はないので
専らオンラインのフランス語スクールで学んでる
プレタポルテと同様、これは時間の節約と時間に囚われずに学べる

フランス語の声を聞いただけで狂おしくなる自分は
馬鹿と思われても仕方がないほど、愛しています
今までは言い訳ばかりして、途中で辞めていた試験
来年は絶対にチャレンジします

資金や経済力 現実に必要です
しかしこればかりに注目し囚われていると、心が疲弊するので
フランス資金を貯めながらも

先ずは自分のマインドを強くし、エネルギーを高める
ハイヒールコーチとしての仕事のスキルをもっと上げる・追及する
それらをやってこそ、お金が付いてくるのだと思う

今はハイヒールエクササイズやAsami-Parisコース
身体と心を鍛え、難題である思考の転換を訓練中の身です

実際、日常生活の中で変えていくものばかりで
だからこそ、無意識の心の癖が頻繁に出るから、一筋縄ではいかない
何度も繰り返したり、言い直したりの毎日です
これもフランスで生きる導線と繋がっている

最後に、フランスで生きるなんて無謀過ぎる
家族や介護はどうなの?
この年齢ですっかり頭がおかしい
と、思われていることは百も承知です

実際は様々な考えられない出来事、理不尽なことも常にあるでしょう
便利な国の日本に慣れてしまっているから、尚更、ストレスや不便なことも
盛り沢山かも知れません
人種差別、食文化の違い 道徳観の違い
まだまだあると思います。

家族も引き止めるかも知れません

これらを受けてでも生きていけるかの覚悟
これが一番、自問する中で立ち止まったこと

光と闇を知り、実際、味わってからでもいい
やって後悔するより、やらない後悔の方が死に際での未練が大きい

20代の若い頃に、思い切って渡仏しておけばよかった
何度も頭をよぎり、行かなかったのは
計画性の無さと自分に自信がなかったから

今は家族があり、子供のことを考えると
渡仏は厳しい現実だと思い、出産後数年間は、諦めていた

しかし、自分の本心に蓋をして生きることが
どんなに体を蝕み、反動が起きることも知った


思考が人生を創ることを体感し
日本ではなく世界基準の美学で生きると決めたら、可能性を感じた




だから諦めずに、置かれている環境に感謝を、そして愛を循環させ
私の信念とハイヒールの美学と共に生きる
そしたらフランス国と、この先の人生で恋に落ち合えると
私はそう信じています





沢山の愛と感謝を込めて  Les Caprices・凜






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