2017年11月29日水曜日
真摯な姿。
クライアントの方の熱心さに、心を打たれる。
長崎から通ってくださるこちらの方は、
毎朝5時に起床し、エクササイズを続けられている。
「自分の身体に覚えてもらうまで、
まずは180日間、エクササイズを続けることを目標にしています。」
と、語るその熱き思いに、私は胸がグッときます。
実際に始まったエクササイズでは、足の甲の向きがしっかりと、真正面を向き
ウエスト周りにもくびれが出ており、肩甲骨も最初に比べてかなり柔らかくなっていた。
後にお話を伺うと、asami先生のハイヒールウォーキングの映像を何度も何度も見続け、
職場の長い廊下を歩く時には、ご自分で実際に、
その時の映像を思い起こしながら、ハイヒールで歩かれてる。
まさにイメージトレーニングをも兼ねての、エクササイズ。
働きながら、急な仕事が入っても、歯を食いしばって
自分に出来ることを一途に取り組まれる姿に感動し、またそこに真の美しさを感じた。
私のほうが、クライアントの方に育てられている。
もう一方、佐賀県からお越しになられている女性もまた、
ご自身の歩きと懸命に向き合われている。
ハイヒールの哲学の扉を叩いた誰もが、初めてハイヒールで歩く時
踵から着地ではなく、つま先側から着地して歩くという
今まで体験したことのない歩きに、戸惑う。
あらゆる箇所の筋肉を駆使し、神経を集中させて、考えながらの歩き。
出来ない自分に不甲斐なさを感じるのは、皆、同じではないかと思う。
もちろん、私は特に進歩が遅いほうなので、習いたての頃は相当、ひどい歩きでした。
美しく正しく歩けない、出来ないと感じる気持ちもよく理解できます。
しかし、飲み込みが人二倍遅い私でも、なんとか歩けるようになれたのも
asami先生や同士の方々、そしてコツコツと続けたエクササイズのお蔭です。
今、懸命にハイヒールに挑まれている方の力に、少しでもなれるように。
その思いで生きています。
愛と感謝を込めて。 凜 ~ Les Caprices ~
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命
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