リヨンへ2日間滞在しました。
ここでは、以前から行きたかったリヨン美術館へ。
沢山の絵画や工芸品を見て回り、中でも特に心に残ったひとつの絵画作品。
Simon SAINT-JEAN シモン サンジャン
1800年代のリヨン派・花の絵の代表的な画家。
とても柔らかい、美しい優しい絵でした。
リヨン美術館は、パリのルーブルやオルセーに比べて、小規模でしたが
それでもゆっくり観て回って1時間半ほど。
館内の後半は、主にリヨン派と呼ばれる、
リヨンで活動した画家たちの作品が多く展示されていたり
日本でもなじみのある印象派の絵画やフランス近代絵画など
本当に、幅広く絵画を楽しめる美術館でした。
なんといっても、この美術館のもうひとつの感激は中庭。
ガイドブックによると、この美の館は6世紀頃に創建された修道院を改築したそうです。
人もそんなに多くなく、この中庭は誰もが寛げるように開放されており
カップルや一人で過ごす方も多く見られ、私もしばし、ベンチに腰掛けてました。
福岡でもこのようにゆっくり美術館を見て回ることが滅多になかったので
本当に心満たされました。
忙しくても、芸術や美に触れる時間は敢えて必要であるなと感じました。
さてこの日はハイヒールで一日過ごしましたが、日本と違って石畳の街。
気持ち、余裕を持って歩かなくてはと、急ぐ主人のペースに合わせず
私は走らぬように、ペースを保って過ごしました。
ハイヒールだと、やはり気持ちも引き締まり、
拇指球を意識しての長時間の歩きのためか、鍛えられたような気がします。
フランスでもハイヒールで歩けるなんて、夢にも思わなかった。
この奇跡に、感謝を込めて。
凜~ Les Caprices ~
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