2017年6月26日月曜日

子供を持つ女性にこそ、ハイヒールを。




このようなタイトル、以前の私からは全く想像が出来ないものだと思う。
何故なら、私は妊娠、出産、子育て時代は、ほとんどフラットシューズか
または、3センチヒールのパンプスで過ごしていたから。

そのような私が、数年前にasami先生のブログに出会い、
女性としての美しさ、美しくなるための強さに刺激を受け、
迷いながらも思い切って、ハイヒールの扉を開いた。

これまでのブログに、その後の私の心と身体の変化は綴ってきました。
そして、今年に入って、更にハイヒールの哲学を学ぶ決意と共に始まったコンサルティング。
それも来月の前半には、終わってしまう今、改めて感じること。

それは、子供を持つ女性にこそ、ハイヒールをあえて選んで欲しい。

母親である前に、一人の女性であることを、大いに楽しんで頂きたい。

一見、子供を持つ母親がハイヒールを履くことは、もしかしたら
危険であることや、育児で忙しいから、サッと履けるフラットシューズが都合がよい。
と、思われる方もいらっしゃるかと思う。

しかし、何を持って危険なのか。
それは、ハイヒールを正しく歩くために必要な知識が
世の中にあまりにも欠けていること。
正しいトレーニングを積めば、危険どころか、美しく歩くことが可能であり
身体の軸が出来て、体全体が締まってくる。

そしてもうひとつ、母親は母になる以前は
愛する男性の前において、一人の女性としていたはずである。

あの時の、女性性を感じていた頃を取り戻して頂くためにも、
子育てを頑張っている時期にこそ、ハイヒールで歩いて頂きたい。


もちろん、それはきちんとハイヒールに対しての正しい認識と
ハイヒールで美しく歩くための、適切な筋肉のトレーニングを行った上でのことです。

私は、下の娘が7歳の頃にハイヒールに出会い、
それから試行錯誤でしたが、
精神面と身体にとって、素晴らしいことが沢山起こりました。

女性であることの喜びを知り、やっと歩けるようになったことへの自信。

身体の軸を感じ出した頃から、周りに影響されなくなったことで、
凄く自分らしく生きられたこと。

長年の悩みであった腰痛が激減し、
今は怪しくなると直ぐに原因がわかるので、再発を防げるようになったこと。

母親業をしながら、自分の世界を創りだすことに、始めは不安もあるかと思います。
しかし、ハイヒールは真摯に向き合えば向き合うほど、
自己を高めてくれる素晴らしいアイテムです。

そして、優しいお母さんとは違う、美しい女性である姿を是非お子さんにも見せて頂きたい。

ハイヒールは決して簡単ではありませんが、
だからこそ、美しさに挑む姿を見せることに価値があるのだと思う。

恥ずかしながら、私はまだまだ完璧ではなく、
筋肉痛で苦しむ姿を見せてばかり、大きなことは言えないのですが、
それでも、子供たちに「諦めない」姿勢を見せ続けることに、価値があると思っています。

子供たちには、日々自分の失態を見せ、決して良い母親ではありませんが、
ハイヒールを美しく歩くことに挑戦する姿を見せることで
彼等に少しでも、私の熱いエネルギーを浴びせることができればと思っています。

もし、自分のことに手をかけられない、女性としての自信を失いかけていらっしゃるのなら、
ハイヒールを通して、もう一度、女性であることの喜びを感じ、
ご自身を愛していただけたら、、と切に願います。


                                             ~ Les Caprices・凜 ~

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