時間は無限でなく有限であると、切に感じることがこれほどあっただろうか。
こんな疲弊した自分を突き動かしてくれるもの。
まずは、家族一人一人の生きる姿勢。
子供であっても、これから彼らが待ち受ける人生を思うと、力がみなぎる。
主人のこと。日々の中で感じるマイナス、これは共に生きていれば感じてしまうこともあるのだが、
逆もあり、尊敬している。
私には到底及ばない、鋭く先を読み解く力、思考の柔軟性、説得力。
そして前回お話した香水。
ーそして、音楽。
その前に、今の私の世界とは、
かけがえのない家族。
魂が喜ぶフランス語。
自分への挑戦としてのハイヒールの哲学、ハイヒールエクササイズ。
自分の力でコンサルティングをやりたい一心で、選んだ今の仕事。
自分の分身があと一人いたら、、、とつい、思ってしまうほどの日々の中、
奮い立たせてくれるのは、音楽。
このような状況の以前は、ドビュッシーをよく聴いていた。
特に大好きなのは『夢』『亜麻色の髪の乙女』
しかし、今はラフマニノフが私の背中を押してくれる。
なぜだろう。
どの作曲家の音楽も感情に訴えかけてくれるものだが、
特にラフマニノフの音楽は、奮い立たせてくれる。
そして時折、疲れた脳を解きほぐすかのように、柔らかいメロディーを奏でてくれる。
時に激しく、力強く。そして、心を解き放してくれる。
疲れていても、このラフマニノフの世界観に浸ると、
疲れていたはずの私が、気がつけばまっすぐに立っている、気持ちが前へ向いている。
私はピアノも弾けませんし、クラシック音楽に詳しくないので、
大きなことは言えませんが、
ただ一言に、素晴らしい。マジック。
それは、仕事やあらゆることをこなし、エネルギーが低迷していても、
一度、音楽の世界に入ると、「疲れた」と感じていたことを忘れるほど、
頭がクリアになるから。
まるで全身に何かを浴びたような感覚。
目の前は普段と変わらない景色のはずが、
聴いてるだけで、私には違う景色が脳裏に浮かぶ。
音楽は聴いてる者を別世界へ運んでくれる。
今の私は、「疲れていても、歩みを止めたくない。」
そんな気持ちがラフマニノフの音楽を求めていると思う。
時折、心が折れそうになっても、
この音楽を聴いて、気持ちを愛と情熱で一杯にしていこう。
セルゲイ・ラフマニノフに深い感謝と敬意を込めて。
凜・walking style
0 件のコメント:
コメントを投稿